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『汲古』第55号
古典研究会篇『汲古』第55号(汲古書院、2009年6月)が届いた。冒頭を飾る小林芳規氏の論文「日本の経典訓読の一源流−助詞イを手掛りに−」には久々に興奮した。奈良時代(八世紀)に行われた一切経の訓読法が、新羅のテキストから強い影響を受けたことを示したものである。語順を示す符号や、主格を明示する助詞の「イ」などにその影響が見られるとし、説得力のある論を展開している。日本の漢文訓読法が朝鮮半島における伝統に影響されたとする見方は近年一般的になりつつあるが、奈良時代の資料に乏しかった。今回の小林論文は...
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2009/06/20 21:23 |
南朝四百八十寺
「江南春」などのタイトルでよく知られている杜牧(803−852)の詩の第三句が「南朝四百八十寺」である。日本では伝統的に「ナンチョウ シヒャク ハッシンジ」と読まれている。最近、松枝茂夫編『中国名詩選』(岩波文庫)でこの詩の解説を読んでいて、ギョッとした。<四百八十寺>の五字が「みな仄声(去・入・入・入・去)で、sied-pak-puăt-ʒiəp-diəg という風になり、甚だ発音しにくい」と記されていた。問題は、示された音価である。9世紀の詩にもかかわ...
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2009/05/15 22:42 |
NHKまいにちロシア語
毎年4月は外国語学習に意欲のわく月である。とりあえず今日はNHKラジオの「まいにちロシア語」と「まいにちイタリア語」を聞いてみた。双方に共通する特徴は、日本人女性講師とネイティヴ男性ゲストという組み合わせであることだが、ともに男性ゲストの発音があまり心地よくない点も似ている。とりわけロシア語の方は発音が不明瞭で表情に乏しい。一方、女性講師の方はともに非常にキビキビしていてなかなかよい。とくに「まいにちロシア語」の熊野谷葉子(くまのや・ようこ)さんはまるで女優かと思うような素晴らしい声で、明るく朗...
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2009/04/01 17:09 |
『英語対訳で読む日本の歴史』
中西康裕監修、Gregory Patton英文監訳『英語対訳で読む日本の歴史』(実業之日本社、2008年9月3日初版第1刷、2009年1月25日第4刷発行)。この本は「著者」というもののない珍しい本である。そういう意味では怪しげな本と言ってもよい。「はじめに」には「執筆」として「中堂良紀」という人の名があるが、奥付にも略歴にもその名はない。つまり公式には著者不在なのである。しかしまあ、内容は結構楽しめる。英語は高校生でも楽に読める程度の単語を使っているし、所々に漫画を組み込んで読みやすくしてある...
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2009/03/04 21:53 |
『ハラホト出土モンゴル文書の研究』
吉田順一&チメドドルジ編『ハラホト出土モンゴル文書の研究』(雄山閣、2008年11月10日第2版発行、410頁)。書名のとおり、ハラホトから出土した文書の研究である。ウイグル文字モンゴル語が最も多いが、パスパ文字やチベット文字、シリア文字の文書なども含まれる。パスパ文字では、珍しい字母筆写練習の断片などもある。資料の影印と翻字、訳、解説などからなり、眺めるだけでも飽きない。
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2009/01/08 02:55 |
『語学漫歩選』
『語学漫歩選』(古代文字資料館編・発行、2008年10月31日)。旧・東京都立大学の中国文学専攻における語学分野の同人誌だった『語学漫歩』の部分復刊。都立大が消滅した今、当時のメンバー数名が所属している古代文字資料館から復刊されたもの。1987年〜2003年までの研究ノートやエッセー、資料などからの選集で、全220頁。非売品だが、郵送料のみで入手可能。詳細は古代文字資料館のウェブサイト(→こちら)を参照(目次の画像あり)。
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2008/12/30 23:05 |
『英語教師 夏目漱石』
川島幸希著『英語教師 夏目漱石』(新潮選書、2000年4月25日発行)。8年前に購入した本だが、通勤電車の中で読み返してみた。漱石と英語の関わりを知るには絶好の書であることを再確認。興味深いのは、漱石が英語教師の道を歩み始めた明治20年代において、すでに漱石や新渡戸稲造らが英語を学んだ頃に比べて、生徒の英語の実力が格段に低下していたこと、そして漱石はそれをある意味で望ましいと考えていたことである。つまり、漱石や新渡戸は単に英語を学んだだけでなく、他の教科も「英語で」学んだのである。後の世代は英語...
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2008/11/24 21:57 |
バルカン言語群と漢児言語
最近友人から中島由美著『バルカンをフィールドワークする』(大修館、1997年6月20日発行)という本を借りて読んだ。この本の存在は以前から知っていたし、中島氏に関する人となりも人を介して聞き及んでいたが、これほど面白い文章を書く人とは思わなかった。本書自体がすでに10年以上前のものであり、また語られる内容が主に1980年前後のことであるにもかかわらず、読み始めたら止まらなくなるほど魅力的な内容である。セルビアとマケドニアの人と言語を中心に語られるが、かの地の人々への興味からでも、もちろん言語的な...
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2008/10/07 22:44 |
『世界の言語入門』
黒田龍之助『世界の言語入門』 (講談社現代新書、2008年9月19日発行)。世界の90の言語をめぐる黒田氏の最新エッセー。項目によって面白さはまちまちだが、黒田ファンなら手に取ってみてもいいかも。各言語につき、見開き2頁で小ネタを披露してゆく。立ち読みしたり、電車の中で読むにはいい。このところ肩の凝らないエッセーを立て続けに出しているが、個人的な希望としては、黒田先生にはもっと骨のあるものを書いてもらいたい。エッセーでも語学参考書でも評論でもかまわないから、お願いします。
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2008/09/24 21:19 |
結城浩著『数学ガール−−フェルマーの最終定理』
結城浩著『数学ガール−−フェルマーの最終定理』(ソフトバンククリエイティブ、2008年7月30日発行)。本屋で夢中になって立ち読みしてしまった。昨年出た『数学ガール』の続編らしいが、前著は読んでいない。高校生を主人公とした小説風の構成でありながら、数学を真面目に勉強してしまうという、おみそれしましたと言いたくなる書である。高校2年生の<僕>が、中学2年生の従妹<ユーリ>に数論の基本を教えながら数学の面白さを示してくれるところから始まり、<僕>と同級生で数学の天才<ミルカ>や、1年後輩の<テトラち...
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2008/08/20 20:17 |
『内陸アジア言語の研究』XXV
年に一度届けられる天恵のごとき論文集。毎回レベルの高い、そして楽しめる内容の論文が収められるが、今号も期待を裏切らない。個人的には中村淳氏の「2通のモンケ聖旨から−−カラコルムにおける宗教の様態−−」(pp.55-92)に最も興味を覚えた。モンケ皇帝による二種の聖旨を比較検討したものだ。第一の聖旨は、アッシリア協会(=ネストリウス派)の総大主教がローマ教皇に宛てた手紙に押された朱印の印文(シリア文字トルコ語)、第二は少林寺聖旨碑(漢文とウイグル文字モンゴル語の対訳)である。後者は以前に松川節氏と...
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2008/08/16 21:58 |
『世界音声記号辞典』
ジェフリー・K・プラム&ウイリアム・A・ラデュサー著『世界音声記号辞典』(土田滋・福井玲・中川裕訳、三省堂、2003年5月12日発行)。読んで楽しい音声記号の辞典である。20世紀末にIPAの大幅改訂がなされてから、古い書物と新しい書物で表記法が異なったり、各国、各分野によって様々な習慣があったりして、とまどうことが多かった。知人から本書を紹介してもらい、感心したり納得したりして読んでいる。言語音には関心はあるが、音声学にはさして興味がない私にとっては、むしろ各種の記号が研究者によって違う意味に使...
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2008/07/23 15:36 |
『【対論】言語学が輝いていた時代』
田中克彦・鈴木孝夫『【対論】言語学が輝いていた時代』(岩波書店、2008年1月29日発行)。個性の異なる二人の言語学者の対談。それぞれの言語学的経歴に触れつつ、半世紀来の言語学を論じたもの。著名な言語学者たちについての回想を述べる部分はなかなか面白い。井筒俊彦、亀井孝、服部四郎、村山七郎などについて、敬意とも揶揄ともつかない思い出話が続く。
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2008/07/12 21:54 |
篆書体モンゴル文字
今月の古代文字資料館のHPに、篆書体モンゴル文字の印章が掲げられている。画像を見ているだけでドキドキするような代物である。噂によれば、モンゴル文字篆書体の資料は他にもあるらしいが、私自身は初めて見た。近々この印章の文面の解説が発表される由。楽しみだ。
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2008/05/12 23:03 |
まいにちロシア語
NHKラジオ第2放送で新装開店した語学講座をいくつか聴いてみた。新たな講座のコンセプトに最もマッチしているのが「まいにちロシア語」と「まいにちフランス語」だ。ロシア語はエッセイストとしても人気の黒田龍之助氏の担当。以前テレビでロシア語を担当した時にはパッとしなかったが(失礼!)、今回のラジオ講座は非常によい。やわらかな口調が耳に心地よく、相方のエカテリーナさんとの呼吸もピッタリ合っている。今はまだキリル文字をゆっくり覚える段階だが、それでも文法の押さえどころをさりげなく示してくれるのはさすが。今...
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2008/04/02 16:15 |
まいにち○○語
4月からのNHKラジオ語学講座が大幅に編成変更をする。これまでどの言語も入門編(月〜木)と応用編(金土)で構成されていたのが、原則として月曜から金曜までの「まいにち○○語」という講座になる。中国語やハングル講座は入門レベルのみだが、ドイツ語は入門レベルを3日間、初級レベルを2日間という構成。その他、言語によって構成が異なる。
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2008/03/21 19:13 |
アジア語楽紀行 ヒンディー語
NHK教育テレビの「アジア語楽紀行」(火水木23時55分〜)で、今日から「旅するヒンディー語」が始まった。「ネパール語」に続いてデーヴァ・ナーガリー文字のお目見えだ。HPはこちら。アジア語楽紀行のシリーズもやっとインドに来た。この先、アラビア文字圏にも行って欲しい。
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2008/02/06 00:19 |
『華夷訳語論文集』(=『語学教育フォーラム』第13号)
福盛貴弘・遠藤光暁編『華夷訳語論文集』(『語学教育フォーラム』第13号、大東文化大学語学教育研究所、2007年10月31日発行)。東ユーラシア言語研究会の研究活動の一環として、本誌は『東ユーラシア言語研究』第2集をも兼ねている。20本近い「華夷訳語」関連の論考に加えて、詳細な「華夷訳語関係文献目録」を収める。
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2007/12/09 19:18 |
『中古音のはなし−概説と論考』
中村雅之著『中古音のはなし−概説と論考』(古代文字資料館、2007年10月31日発行)。漢語音韻史の要である中古音についての概説と論考である。第一部の概説篇は著者が長い間富山大学で使用していたテキスト「音韻学入門−中古音篇」の新版、第二部は専門的な論考からなる。収録論文は「中古音重紐の音韻論的解釈をめぐって」「古代反切の口唱法」「同字省略符号「〃」による切韻残巻の類別」「孫愐唐韻について」「倭名類聚抄所引の陸詞切韻」の五篇。本書は非売品だが、郵送料のみで簡単に入手できる。古代文字資...
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2007/11/09 21:43 |
『漢字伝来』
大島正二著『漢字伝来』(岩波新書、2006年8月18日発行)。漢字の概説書。タイトルにあるように日本への漢字の伝来を主たるテーマとしてはいるが、それに止まらず、漢字をめぐる広範囲な情報が詰め込まれている。著者は音韻学の専家として知られるが、本書では音韻の話は最後に付録(?)として添えられるのみである。朝鮮半島を通じての漢字文化受容から、訓読み・訓点の発達など、知っておくべき事柄が手際よくまとめられている。「百家姓蒙古文」(いわゆるパスパ字百家姓)の図版をなぜか「蒙古字韻」と説明しているといった些...
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2007/10/25 23:51 |
『時雨みち』
藤沢周平著『時雨みち』(新潮文庫、2007年2月5日51刷)。この短編集の中の一編「山桜」はまさに珠玉の短編というにふさわしい作品である。この半年ほどの間に何度も読み返したが、これぞ藤沢周平というべき作品だ。正直に言えば、この短編集に収められた他の作品はあまりパッとしない。しかし「山桜」というこの一編のためだけにでも、この書を手に取る価値はある。傑作長編『蝉しぐれ』と天秤にかけたとしても負けない。
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2007/09/24 17:13 |
『清代満洲語文法書三種』
竹越孝編訳『清代満洲語文法書三種』(古代文字資料館『KOTONOHA』単刊No.1、2007年8月31日発行、非売品)。『清書指南・翻清虚字講約』(1682年)、『満漢類書・字尾類』(1700年)、『満漢字清文啓蒙・清文助語虚字』(1730年)の三種について、全文を翻字し、かつ満洲語部分の日本語訳を付した資料。清代の中国人が満洲語の複雑な文法体系をどのように理解したかを知る恰好の書である。テンス・アスペクトの理解に「未然」「已然」「将然」などの用語を用いる点が興味を引く。日本語の動詞活用を命名分...
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2007/09/04 15:56 |
『玄冶店の女』
宇江佐真理著『玄冶店の女』(幻冬舎文庫、2007年8月10日発行、571円)。時代小説の中でも市井物と呼ばれる部類の連作集である。玄冶店(げんやだな)という路地に小間物屋を構えるもと花魁のお玉を中心に、芸妓屋の娘や芸者やお妾さん達の心情が描かれる。読んで心地よい小説である。
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2007/08/23 19:12 |
『ポケットいっぱいの外国語』
黒田龍之助著『ポケットいっぱいの外国語』(講談社、2007年7月5日発行、1300円)。Amazonからギフト券が送られてきたので、本書を購入。『羊皮紙に眠る文字たち』や『外国語の水曜日』の著者によるエッセーということで期待したが、やや拍子抜けした。分量があまりにも少なく、スカスカの体裁なのだ。中には面白い文章もあるものの、コスト・パフォーマンスは低い。本書を購入した動機の一つは、黒田氏が今年の3月いっぱいで大学教員を辞め、「フリーランス語学教師」という肩書きになったと聞いたからだ。現在NHKラ...
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2007/08/01 00:36 |
『英文の読み方』
行方昭夫『英文の読み方』(岩波新書、2007年5月22日発行)。最近はやりのペラペラ英会話とは正反対の方向を目指す、正統的(?)英文講読指南の書。受験生風に英文和訳をするとどうなるか、そして文脈を考慮に入れて深いところまで読むとどう訳せるか、さらには原著者の文体を考慮に入れると……という風に、最終的には翻訳指南までしてしまう。江戸後期の蘭学に始まった、外国語をコツコツと読み込むという鍛錬、その精神が200年後の現代まで脈々と生き続けていることを痛切に感じさせる本である。かつてはどこの大学にも「英...
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2007/07/20 19:42 |
死のヘンザイカ
NHK教育テレビ「知るを楽しむ−私のこだわり人物伝」の枠で、いま姜尚中氏の「夏目漱石〜悩む力」という4回シリーズを放送している。自分とは何か、について悩み続けた青年時代の姜尚中氏と漱石との関わりがなかなか面白い。第2回では「死」がテーマの一つになった。姜氏は、列車への飛び込み自殺を目撃してしまうという経験を通して、死がどこにでも存在するものだという認識を持つに至り、それによって『三四郎』の中の女性の礫死体の記述に対する見方が変わったのだという。その時に姜氏は「いわば死のヘンザイカ」という言い方を...
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2007/07/12 12:31 |
NHK新3か月トピック英会話「英単語ネットワーク〜めざせ10000語!」
NHK教育テレビで今月から始まった新シリーズ。放送は木曜午後11:10〜11:30(再放送:水曜午前6:40〜7:00/午後0:10〜0:30 )。第1回を見てみたが、非常に面白い。日本語は一切なく、英語のみ。シット・コム仕立てのドラマが中心だが、その内容をニュース形式で説明したり、進行役のGary Scott Fineがくわしい解説を加えたりするので、同じ単語を何度も耳にすることになる。テンポが良く飽きさせない構成で、この先も期待できる。番組HPはこちら。
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2007/07/06 00:04 |
『荻野のイッキに古典文法』
荻野文子『荻野のイッキに古典文法』(栄光、2003年4月5日初版発行)。いわゆる受験参考書である。著者はこの世界では「マドンナ」というニックネームで有名な予備校講師ならびに塾経営者であるが、本書は珍しくそのニックネームを冠さず「荻野の〜」という書名になっている。古典文法の参考書は無数にあるが、本書ほど分かりやすいものはない。助動詞や助詞の「識別」という一点に的をしぼった文法講座なのである。例えば、「咲きぬ」の「ぬ」は打ち消しの助動詞か、完了の助動詞か、というような識別を丁寧に説明している。識別の...
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2007/07/02 15:21 |
「nicht」の位置
ドイツ語を習い始めて3年余りになるが、否定詞「nicht」をどの位置におくべきかという疑問がなかなか解けなかった。入門書には否定する語の前に置くべしと書いてあるが、それだけでは到底対処できない。「私はその本を読まない。」は「Ich lese das Buch nicht.」だが、「私はピアノを弾かない。」は「Ich spiele Klavier nicht.」ではなく、「Ich spiele nicht Klavier.」と言わねばならない。最近、NHKラジオドイツ語講座の6月号テキストを読んで...
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2007/06/08 21:59 |
あれ、ネパール語は?
今月からNHK教育テレビで放送が予告されていた「アジア語楽紀行--旅するネパール語」はどうやらポシャッたらしい。突如「旅する広東語」が再放送されている。それにしてもNHKよ、語学ファンをがっかりさせるな、と言いたい。せめて、この間の事情を詳しくHPで説明するべきではないのか。社保庁のようなやり方(?)では視聴者は納得できまい。
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2007/06/05 22:57 |