The Holy Bible 1611 Edition

The Holy Bible 1611 Edition, Hendrickson Publishers, 2005 2nd printing. アマゾンにて購入。税込み3095円。言わずと知れた欽定訳聖書。King James Version とか Authorized Version と称されるものであるが、そのようなタイトルに安心して入手すると、実はオリジナルとはかなり異なるものであることが多い。つまり、大概は綴りが現代風に改められ、注釈が削除されている。その点、本書は書体をローマン体に直した以外は、オリジナルの体裁を保っており、ちょっとした調べものには重宝する。

例えば、「five years」は本書では「fiue yeeres」または「fiue yeres」の綴りで記されるが、後者はスペースが詰まった時に見られる綴りである。本当はこのような事でさえ、原本の写真版で確認すべきなのであるが、まあ次善の策として、本書で代用できるのである。どの言語であれ、400年前の綴りを気軽に確認できることの喜びは、文字と言語を愛する者にとって至上のものではあるまいか。

The Holy Bible King James Version: 1611 Edition

この記事へのコメント

北斗七星
2007年01月22日 21:06
1611年の欽定訳聖書の文字はゴシック体ですが、The Holy Bible 1611 Edition, Hendrickson Publishers, 2005 2nd printingの文字ははローマン体です。両者は全く同一ではありません。