テーマ:言語

まいにちイタリア語

 今年のNHK語学講座の中ではラジオ「まいにちイタリア語」入門編(月~水)を聴いている。「イタリア語のシャワーをあびよう」というのがキャッチコピーだ。NHKのホームページの説明を借りれば、「この入門講座は、これまでとは一味違います。とにかくナマのイタリア語をたくさん聞いていただき、その中から重要な表現を少しずつ学んでいくというスタイルで…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『西洋古典こぼればなし』

 柳沼重剛著『西洋古典こぼればなし』(岩波書店、同時代ライブラリー、1995年10月16日発行)。10年以上前に購入して、ざっと目を通しただけで放っておいたのだが、最近また読み返してみた。著者の柳沼氏は西洋古典語の専家で、京大文学部で田中美知太郎や松平千秋に師事し、東大大学院で高津春繁の教えを受けた人であるが、昨年なくなっている。タイト…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『譯學書文獻目録』

遠藤光暁等編『譯學書文獻目録』(ソウル:Bagmunsa、2009年9月10日発行)。朝鮮司訳院の訳学書に関する研究文献目録。遠藤氏を中心とするグループは近年、対音対訳資料および研究文献に関する目録を精力的に作成している。2007年には「華夷訳語関係文献目録」(大東文化大学『語学教育フォーラム』13:福盛貴弘・遠藤光暁編『華夷訳語論文集…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

京都国立博物館

今日、「シルクロード 文字を辿って」という展示を見に京都に行って来た。写本や版本など100点以上の文字資料は壮観だった。いずれも中央アジアの各地からロシア探検隊が収集した資料で、漢文資料のほか、ブラーフミー文字、カローシュティー文字、ウイグル文字、西夏文字、チベット文字などの資料が展示された。個人的には、カローシュティー文字の写本を初め…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

脳トレ?

近所を散歩していると、意味不明の看板や考え込んでしまう店名に出会うことがある。最近、普段通らない道を進んでいたら、不思議な喫茶店の名前を見つけた。まずカタカナで「ルパン」とある。ははあ、これはかの怪盗アルセーヌ・ルパン(Arsène Lupin)から取ったか、あるいはルパン3世かと思っていたら、ローマ字表記が「Lepan」とあ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『ハラホト出土モンゴル文書の研究』

 吉田順一&チメドドルジ編『ハラホト出土モンゴル文書の研究』(雄山閣、2008年11月10日第2版発行、410頁)。書名のとおり、ハラホトから出土した文書の研究である。ウイグル文字モンゴル語が最も多いが、パスパ文字やチベット文字、シリア文字の文書なども含まれる。パスパ文字では、珍しい字母筆写練習の断片などもある。資料の影印と翻字、訳、解…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『語学漫歩選』

『語学漫歩選』(古代文字資料館編・発行、2008年10月31日)。旧・東京都立大学の中国文学専攻における語学分野の同人誌だった『語学漫歩』の部分復刊。都立大が消滅した今、当時のメンバー数名が所属している古代文字資料館から復刊されたもの。1987年~2003年までの研究ノートやエッセー、資料などからの選集で、全220頁。非売品だが、郵送料…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

バルカン言語群と漢児言語

最近友人から中島由美著『バルカンをフィールドワークする』(大修館、1997年6月20日発行)という本を借りて読んだ。この本の存在は以前から知っていたし、中島氏に関する人となりも人を介して聞き及んでいたが、これほど面白い文章を書く人とは思わなかった。本書自体がすでに10年以上前のものであり、また語られる内容が主に1980年前後のことである…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『世界の言語入門』

黒田龍之助『世界の言語入門』 (講談社現代新書、2008年9月19日発行)。世界の90の言語をめぐる黒田氏の最新エッセー。項目によって面白さはまちまちだが、黒田ファンなら手に取ってみてもいいかも。各言語につき、見開き2頁で小ネタを披露してゆく。立ち読みしたり、電車の中で読むにはいい。このところ肩の凝らないエッセーを立て続けに出しているが…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『内陸アジア言語の研究』XXⅢ

年に一度届けられる天恵のごとき論文集。毎回レベルの高い、そして楽しめる内容の論文が収められるが、今号も期待を裏切らない。個人的には中村淳氏の「2通のモンケ聖旨から--カラコルムにおける宗教の様態--」(pp.55-92)に最も興味を覚えた。モンケ皇帝による二種の聖旨を比較検討したものだ。第一の聖旨は、アッシリア協会(=ネストリウス派)の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『世界音声記号辞典』

ジェフリー・K・プラム&ウイリアム・A・ラデュサー著『世界音声記号辞典』(土田滋・福井玲・中川裕訳、三省堂、2003年5月12日発行)。読んで楽しい音声記号の辞典である。20世紀末にIPAの大幅改訂がなされてから、古い書物と新しい書物で表記法が異なったり、各国、各分野によって様々な習慣があったりして、とまどうことが多かった。知人から本書…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『【対論】言語学が輝いていた時代』

田中克彦・鈴木孝夫『【対論】言語学が輝いていた時代』(岩波書店、2008年1月29日発行)。個性の異なる二人の言語学者の対談。それぞれの言語学的経歴に触れつつ、半世紀来の言語学を論じたもの。著名な言語学者たちについての回想を述べる部分はなかなか面白い。井筒俊彦、亀井孝、服部四郎、村山七郎などについて、敬意とも揶揄ともつかない思い出話が続…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

まいにちロシア語

NHKラジオ第2放送で新装開店した語学講座をいくつか聴いてみた。新たな講座のコンセプトに最もマッチしているのが「まいにちロシア語」と「まいにちフランス語」だ。ロシア語はエッセイストとしても人気の黒田龍之助氏の担当。以前テレビでロシア語を担当した時にはパッとしなかったが(失礼!)、今回のラジオ講座は非常によい。やわらかな口調が耳に心地よく…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

まいにち○○語

4月からのNHKラジオ語学講座が大幅に編成変更をする。これまでどの言語も入門編(月~木)と応用編(金土)で構成されていたのが、原則として月曜から金曜までの「まいにち○○語」という講座になる。中国語やハングル講座は入門レベルのみだが、ドイツ語は入門レベルを3日間、初級レベルを2日間という構成。その他、言語によって構成が異なる。 この…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

アジア語楽紀行 ヒンディー語

NHK教育テレビの「アジア語楽紀行」(火水木23時55分~)で、今日から「旅するヒンディー語」が始まった。「ネパール語」に続いてデーヴァ・ナーガリー文字のお目見えだ。HPはこちら。アジア語楽紀行のシリーズもやっとインドに来た。この先、アラビア文字圏にも行って欲しい。
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『華夷訳語論文集』(=『語学教育フォーラム』第13号)

福盛貴弘・遠藤光暁編『華夷訳語論文集』(『語学教育フォーラム』第13号、大東文化大学語学教育研究所、2007年10月31日発行)。東ユーラシア言語研究会の研究活動の一環として、本誌は『東ユーラシア言語研究』第2集をも兼ねている。20本近い「華夷訳語」関連の論考に加えて、詳細な「華夷訳語関係文献目録」を収める。
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『漢字伝来』

大島正二著『漢字伝来』(岩波新書、2006年8月18日発行)。漢字の概説書。タイトルにあるように日本への漢字の伝来を主たるテーマとしてはいるが、それに止まらず、漢字をめぐる広範囲な情報が詰め込まれている。著者は音韻学の専家として知られるが、本書では音韻の話は最後に付録(?)として添えられるのみである。朝鮮半島を通じての漢字文化受容から、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『ポケットいっぱいの外国語』

黒田龍之助著『ポケットいっぱいの外国語』(講談社、2007年7月5日発行、1300円)。Amazonからギフト券が送られてきたので、本書を購入。『羊皮紙に眠る文字たち』や『外国語の水曜日』の著者によるエッセーということで期待したが、やや拍子抜けした。分量があまりにも少なく、スカスカの体裁なのだ。中には面白い文章もあるものの、コスト・パフ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

あれ、ネパール語は?

今月からNHK教育テレビで放送が予告されていた「アジア語楽紀行--旅するネパール語」はどうやらポシャッたらしい。突如「旅する広東語」が再放送されている。それにしてもNHKよ、語学ファンをがっかりさせるな、と言いたい。せめて、この間の事情を詳しくHPで説明するべきではないのか。社保庁のようなやり方(?)では視聴者は納得できまい。
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

アジア語楽紀行--旅するマレー語/ネパール語

NHK教育テレビの「アジア語楽紀行」(火水木夜11時55分~0時)では、4月が「マレー語」(5月再放送)、6月が「ネパール語」(7月再放送)を予定している。以前インドネシア語を放送しているから、言語的には「マレー語」と重なるわけだが、この番組は観光案内の要素も大きいので、違った味わいが期待できる。特に、インドネシア語の時には、バリ島を舞…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漢語音韻史入門--近世音篇(10)

9.音韻資料の扱い方 漢語に限らず、全ての言語資料において、三つの性質が含まれている可能性を考慮すべきである。その1は、同時代性。例えば、18世紀の資料であれば、18世紀の言語状況が反映される。その2は、伝統継承性。たとえ18世紀の資料でも、17世紀や16世紀あるいはそれ以前の状況が反映されることがある。このようなことは過去に影響力の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

アジア語楽紀行--チェジュ(済州)

NHKの語学兼旅行番組「アジア語楽紀行」では、2月6日からチェジュ島を舞台としたシリーズを放送する(はずだが、今のところまだ番組HPには載っていない)。チェジュ島はもちろん韓国に属するから、その言語は韓国語(朝鮮語)である。この番組ではこれまで「旅する○○語」という副題を付けている。したがって本来ならば、「アジア語楽紀行--チェジュ・旅…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『話し言葉で読める「蘭学事始」』

長尾剛著『話し言葉で読める「蘭学事始」』(PHP文庫、2006年12月18日発行、476円)。杉田玄白の『蘭学事始』の現代語訳であるが、楽しくかつ分かりやすく読めるように、かなりの自由訳になっている。江戸後期の蘭学について、まじめに知りたいという人には杉本つとむ訳・著の『知の冒険者たち--『蘭学事始』を読む』(八坂書房、1994年9月1…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

アジア語楽紀行・旅するトルコ語

今週からNHK教育テレビで「アジア語楽紀行・旅するトルコ語」が始まった。活気ある街角の風景が楽しく、案内役の女子学生も綺麗でなかなか良い。彼女のトルコ語の発声がもう少しクリアであれば言うことはないと個人的には思うが。「アジア語楽紀行」シリーズ初のアルタイ語ということで、発音も文法も、日本人にとってはやはり気楽に聞けるというか、妙な緊張感…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

旅する広東語

うかつな事に、昨日まで、NHK教育テレビの「アジア語楽紀行」(火水木の夜11:55-0:00)で「旅する広東語」が始まったことを知らなかった。先月までは去年の再放送で「旅するタイ語」を放送していたので、またどうせ次はインドネシア語の再放送だろうと思っていたら、何と、今月から広東語が始まっていた。昨夜見たのが第3回の放送だった。さて、番組…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『東ユーラシア言語研究』

『東ユーラシア言語研究』第1集(東ユーラシア言語研究会編、好文出版、2006年3月21日発行、4000円)。遠藤光暁氏の主催してきた研究会や方言調査に参加した若手研究者の論考を中心に26篇を収めたもの。巻頭には平山久雄氏の「河野六郎博士の「第一口蓋音化説」について」を冠している。巻末の遠藤氏による「漢語史研究会・中国語東アジア諸語研究会…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

古典ギリシア語

4月から古典ギリシア語を受講している。四半世紀ほど前、仏文の学生だった頃に一度授業を受けたことがあるが、テキストが Greek for Beginners という、英語の解説によるものだったことから挫折した。当時はフランス語に夢中だったので、英語を受け付けない体質になっていたようだ。今度のテキストは岩波全書の『ギリシア語入門』。古典ギリ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『御製満珠蒙古漢字三合切音清文鑑・モンゴル語配列対照語彙』

栗林均、呼日勒巴特尓編『御製満珠蒙古漢字三合切音清文鑑・モンゴル語配列対照語彙』(東北大学東北アジア研究センター、2006年3月27日発行、非売品)。「清文鑑」は1708年に満洲語・満洲語辞典として編纂されて以来、モンゴル語や漢語などを順次追加して、最終的には『御製五体清文鑑』(1790年頃?)という5言語対照語彙集となる。本書はその第…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『ラテン語の世界』

小林標著『ラテン語の世界』(中公新書、2006年2月25日発行、860円)。ラテン語史とラテン文学に関するエッセーないし雑学集であるが、非常に面白い。古拙ラテン語から中世ラテン語まで、様々な話題を取り上げている。 最古のラテン語資料についての話は、個人的に最も興味をおぼえた部分である。1871年に発見された黄金製の留め金に刻まれた銘文…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『ヴォイニッチ写本の謎』

ゲリー・ケネディ、ロブ・チャーチル共著『ヴォイニッチ写本の謎』(松田和也訳、青土社、2006年1月25日発行)。中世ヨーロッパ写本である「ヴォイニッチ写本」をめぐる様々な謎について綴った書。奇想天外な図象と、全く読めない不思議な文字からなり、20世紀初に突如発見された中世の写本。多くの研究者や好事家が、その解読に挑みながら、今なお読み解…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more