テーマ:ラテン語

「deutsch」の語源とその周辺

1.「deutsch」の語源 「deutsch」という語が元来「民衆(の)」を意味する語であったことについては概ね明らかにされている。しかし、細部においては不明瞭な部分があり、またドイツ語の専門家においてもしばしば誤解があるようである。 渡辺格司『ドイツ語語源漫筆』(大学書林、1963)の「deutsch」の項には次のような説明がある。…
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『西洋古典こぼればなし』

 柳沼重剛著『西洋古典こぼればなし』(岩波書店、同時代ライブラリー、1995年10月16日発行)。10年以上前に購入して、ざっと目を通しただけで放っておいたのだが、最近また読み返してみた。著者の柳沼氏は西洋古典語の専家で、京大文学部で田中美知太郎や松平千秋に師事し、東大大学院で高津春繁の教えを受けた人であるが、昨年なくなっている。タイト…
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『ラテン語の世界』

小林標著『ラテン語の世界』(中公新書、2006年2月25日発行、860円)。ラテン語史とラテン文学に関するエッセーないし雑学集であるが、非常に面白い。古拙ラテン語から中世ラテン語まで、様々な話題を取り上げている。 最古のラテン語資料についての話は、個人的に最も興味をおぼえた部分である。1871年に発見された黄金製の留め金に刻まれた銘文…
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